骨粗鬆症
2012/11/20おはようございます。この前の日曜日に、医薬品登録販売者の研修会があり、講習を受けてきました。朝から夕方までみっちりありました。
骨粗鬆症は老化現象でもあるのですが、若い頃からの偏食や運動不足は生活習慣病のひとつです。
現在の我が国の骨粗鬆症患者は1300万人と推計されています。発症率も年々上昇し今では毎年100万人の人が骨粗鬆症になると言われています。高齢化が進めば進むほど、これらの数は大きくなっていきます。
★骨粗鬆症における骨折が最も起きやすい場所は足の付け根(大腿骨近位部)であり、その他に腕の付け根、手首、脊椎などです。
また、大腿骨骨折をきっかけに寝込んでしまうことが多く、高齢者の寝たきりの原因のうち3位が「骨折」といわれてます。骨折が治った後も自力で歩くことが困難になってしまいます。
背骨(圧迫)骨折では、体が曲がることで胃や心臓が圧迫される結果、心肺機能の低下、逆流性食道炎、食道裂孔ヘルニア、便秘、痔核などの消化器症状がでます。圧迫骨折は初期には症状が出ないことが多いのです。
★ 一生における骨量の推移
1 男女とも骨量は10代後半(18歳ぐらい)に最大量となり、その状態が30代後半〰40代前 半まで続きます。(女性のほうが最大骨量は少ない)
2その後、一定の速度で骨量は減少していきます。
3女性は、閉経後に骨量減少は加速します。(閉経後骨粗鬆症:卵胞ホルモンの減少による)
4女性に骨粗鬆症が多い原因は最大骨量が少ないことと閉経があることです。
★予防法
適度な運動、適切な食事(カルシウムの多い食事をとる)乳製品、野菜 (小松菜、春菊、ホウレンソウなど)、豆類(納豆、豆腐など)、魚介類(わかさぎ、ししゃもなど)、海藻類、ごまなど
日光浴
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