夏バテ
2013/09/06暑さも少し和らいできましたね。暑さが過ぎ、涼しくなると出てくるのが、“夏バテ”です。
暑いと人間の体は汗をかいたり、血管を広げたりして、体温を逃して暑い環境に対応しようとします。この働きは自律神経によるものです。
この時期はまだまだ日中は暑く、朝夕は冷えますので、身体は気温の変化についていけず、自律神経が乱れてしまい、倦怠感・めまい・食欲不振・頭痛などを起こすことがあります。
また外が暑いせいで、身体の温度が高くなりますと、胃腸への血流が減少してしまいます。そして汗を多くかきますと、体内の塩分が不足し胃酸も減ってしまいます。
この状態で冷たいジュースやビール等を飲みますと、胃を壊したり下痢を起こします。そして胃腸の温度が下がることで、消化酵素の働きが低下してしまい、自律神経の失調により更に胃腸の働きが悪くなります。
“夏バテ”は自律神経を整え、胃腸を温めその働きを高めることが大切なのですね!