便秘(1)

2012/12/13

漢方のサザンカ胃に食べ物が入ると、胃から脳に信号が送られ、反射的に大腸は蠕動運動を開始します。大腸にはほとんど消化機能はなく、水分を吸収して糞便を作ります。小腸までに消化された1~2Lの粥状の液体から200~250mlの便が作られます。

この糞便は次に直腸に送られ、直腸内に溜まってくると圧が高まり、脳に「大便が来た!」という信号が送られます。この指令により便意が起こり、肛門の緊張を緩め、排便が起きます。この排便反射は約20秒間隔で繰り返し起こりますが、数分で止まってしまいます。

便意があるのに排便を我慢してしまうことを繰り返していますと、直腸内の圧が高まっても便意を感じなくなり、便秘の原因となってしまうのです。出したい時は、早めにトイレに行くことが大事なんですね。

 

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